温活のダイエットとは?効果や冷えとりで脂肪を落とす4つの方法紹介
「温活のダイエットって効果があるの?」
「温活のダイエットを成功させる方法は?」
数あるダイエット方法から、温活ダイエットにたどり着いたあなたは、温活ダイエットの効果や方法について、詳しく知りたいと思っているのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、温活のダイエットには効果があります。温活で体温が向上することで基礎代謝が上がり、脂肪燃焼しやすい身体を手に入れられるからです。
▼基礎代謝とは
ただじっとしていても消費できる、生命を維持するために必要最低限のエネルギーのこと
温活で体温が上がり、基礎代謝量が増えると、何もしなくても、より多くのカロリーを消費できることになるのです。
そもそも冷えた身体は、代謝が悪く、脂肪を蓄えるため、痩せにくいのです。
温活により、冷えを改善すれば、脂肪が燃焼されやすくなり、今よりも細い身体を手に入れることに繋がるでしょう。
ただ、温活のダイエットを成功に導くためには、4つの方法と併せて、やってはいけないNG習慣についても知っておくことが大切です。
そこでこの記事では、次の3つのポイントについて解説していきます。
▼この記事のポイント
◎温活ダイエットの効果
◎温活ダイエットの方法4つ
◎温活ダイエットでやりがちなNG習慣4つ
この記事を最後までお読みになれば、温活のダイエットの効果や方法を知ることができ、成功させることができるでしょう。
これから温活を始めるあなたの参考になり、ダイエットを成功させる手助けになれば幸いです。
温活による体温アップはダイエットに効果がある!
冒頭でもお話した通り、温活はダイエットに効果があります。
温活で体温が上がることで、脂肪を燃焼しやすい身体を手に入れられるからです。
私たち人間の身体は、体温が1度上がると基礎代謝が13%アップします。
▼基礎代謝とは
ただじっとしていても消費できる、生命を維持するために必要最低限のエネルギーのこと。
基礎代謝量を簡単に言うと、「何もしなくても消費できるカロリー」のことです。つまり、基礎代謝量が上がれば、普通の生活をしているだけで、脂肪を燃焼しやすくなります。
具体的にどのくらい脂肪を燃焼しやすくなるのか、例を挙げて説明しましょう。
例えば、体温が36度の人の基礎代謝量が1200キロカロリーだとしましょう。体温が1度上がれば、1200キロカロリーの13%分の消費カロリーが、上がることになります。表で計算すると、下記のようになります。
体温が36度の人の基礎代謝量 | 1200キロカロリー |
増加する基礎代謝量 | 1200×0.13=156キロカロリー |
体温が36度から1度上がった場合の基礎代謝量 | 1200+156
=計1356キロカロリー |
1200キロカロリーの13%分の消費カロリーは、1356キロカロリーです。
増加した156キロカロリー分の基礎代謝は、大体コンビニのおにぎり1個分程度の消費量です。体温が一度上がれば、今と同じ生活でも、おにぎり1個分のカロリーを余分に消費できるのです。
冷えた身体は代謝が悪く痩せにくい!
温活にダイエット効果があることを裏付けるものとして、そもそも冷えた身体は痩せにくいという理由があります。
先ほどの基礎代謝量を逆の視点で捉えると、体温が1度下がれば基礎代謝量が13%低下することが分かります。基礎代謝量が低ければ、摂取した栄養をエネルギーに変えられず、脂肪として蓄えることになるのです。
さらに、体温が低いと内臓が冷えていることが多く、胃腸の働きが悪くなります。食べ物の吸収が悪くなり、代謝アップに必要な栄養素が取れません。
結果的に、冷えた身体は太りやすくなってしまうのです。
あなたの身体は痩せにくい?全身の冷えチェックリスト
先ほどのお話で、身体が冷えていると痩せにくい理由がお分かりになったかと思います。
とは言え、「自分は冷え性だから一刻も早く温活をしたい!」と感じた人もいれば、「自分の身体が冷えているのかイマイチ分からない」という人もいるでしょう。
そこで、あなたの身体が冷えているのかを確認できるよう、全身の冷えチェックリストを作成しました。
当てはまる数が多ければ、あなたの身体は冷えていて、痩せにくいことになります。ぜひチェックリストを参考にして、あなたが温活を始めるかどうかの指針にしてください。
【全身の冷えチェックリスト】
上記のリスト以外にも、青あざが出やすい方や、鼻先が赤い方も、身体が冷えている可能性があります。
目指せ体温36.5度!ぽかぽか生活を送る温活のダイエット方法4つ
すでに冷えを実感していた人や、先ほどのチェックシートで身体の冷えを自覚した人は、早速温活を始めて痩せやすい身体を手に入れましょう。
人間の基礎代謝が活発になる理想的な体温は36.5度以上です。そのため、温活を始める場合は、体温36.5度を目指すように、取り組んでみましょう。
体温を上げるためには、次の4つの習慣が必要です。
温活は、上記の4つの習慣を毎日の生活に取り入れて、継続させることが必要です。
また、温活を成功させるためには、それぞれの習慣のポイントを知り、効率よく実践しなければなりません。次の章から1つずつのポイントを詳しく説明していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
【温活のダイエット方法①】食事
最初に、温活のダイエット方法として食事のポイントを説明します。温活を行う場合、次の2つのポイントを意識して食事を摂りましょう。
①温活に効果のあるものを積極的に摂る
②温活に効果のある方法で食事を行う
それぞれについて詳しく説明していきます。
温活に効果のあるものを積極的に摂る
温活を効果的に実践するためには、下記の特徴を持つ、温活に効果のあるものを積極的に摂りましょう。
【温活に効果があるものの特徴2つ】
①赤、黒、オレンジ、黄色の食べもの
②冬が旬で、土の中で育つ食べもの
具体的には、次のような食べものや、飲みものがあります。
【温活に効果のある代表的な食材8つ】
温活に効果のある代表的な食材 | 温活に効果がある理由 |
①羊肉 | 身体を温める作用や脂肪の代謝に必要なアミノ酸「L-カルニチン」が豊富 |
②鮭 | 血液がサラサラになる、胃腸を温めてくれる |
③発酵食品(味噌、納豆、チーズ) | 酵素成分が血行や代謝の働きを良くする |
④生姜 | 「ショウガオール」による血行促進作用 |
⑤唐辛子 | 「カプサイシン」による血行促進作用 |
⑥ニンニク | 「アリシン」による血行促進作用 |
⑦玉ねぎ | 「アリシン」による血行促進作用 |
⑧カブ | 体温を上げるために必要なタンパク質の吸収に欠かせないミネラルが豊富 |
【温活に効果のある代表的な飲み物4つ】
温活に効果のある代表的な飲み物 | 温活に効果がある理由 |
①ココア | 「テオブロミン」による血管拡張作用 |
②赤ワイン | 「ポリフェノール」による血行促進 |
③たんぽぽ茶 | たんぽぽの根による体を温める作用 |
④日本酒 | 原料の米に含まれるアミノ酸による血管拡張作用 |
反対に、体を冷やすものも、あります。下記の2つの特徴を押さえて、なるべく避けるようにしましょう。
【体を冷やしてしまうものの特徴2つ】
①白、青、みどりの食べもの
②夏が旬で、地面の上で育つ食べもの
この条件が全ての食べものに当てはまるわけではありませんが、ある程度見分ける目安にはなるので、覚えておくと良いでしょう。
身体を冷やす食べ物の例 | ・ほうれん草 ・レタス ・キャベツ ・白菜 ・小松菜 ・きゅうり ・トマト ・なす ・ゴーヤ ・セロリ ・もやし ・オクラ ・大根 |
身体を冷やす飲み物の例 | ・緑茶 ・白ワイン |
このように、野菜の中にも身体を冷やすものはたくさんあるので、注意が必要です。
調理法を工夫すれば「冷やす食材」→「温める食材」に!
身体を冷やす食材も、調理法を工夫すれば、身体を温めてくれる場合があります。
(例1)大根→(×)サラダや大根おろし(○)切り干し大根
(例2)トマト→(×)サラダなど生食(○)ドライトマト
このように、生食だと身体を冷やす食材でも、乾燥させたり加熱調理すると身体を温めてくれる場合があります。
乾燥させたり熱を加えることで、水分が抜けたり、温かい状態で体内に取り込めるからです。
温活に効果のある方法で食事を行う
温活のダイエットを成功させるには、食事の方法にも気を遣う必要があります。具体的には次の通りです。
【温活のダイエットに効果のある食事方法】
・温かく調理して食べる
・腹6分目を心がける
・よく噛んで食べる
・プチ断食をする
それぞれについて詳しく説明していきます。
温かく調理をして食べる
温活のダイエットをするためには、食材を生で食べずに温かく調理をして食べるようにしましょう。
温かいものを身体に入れることで内臓が温まり、消化吸収が良くなります。
逆に捉えれば、内臓が冷えてしまうと働きが鈍ってしまい、消化吸収が悪くなります。食べた物が上手く消化吸収されなければ、結果的に太ってしまうことになります。
温活のダイエットを成功させたいのなら、食材はサラダではなくスープにするなどの調理を行い、温かい状態で食べるようにしましょう。
腹6分目を心がける
温活のダイエットを成功させる食べ方は、普段から腹6分目を心がけることです。
食べすぎると消化のために血液が胃腸に集中してしまうため、胃腸以外の脳や心臓、骨格筋への血流が減ってしまいます。その結果、全身の血行が悪くなり、身体が冷えてしまうのです。
温活のダイエットを成功させたいなら、「少し物足りない」程度で、食事を終える習慣をつけるようにしましょう。
よく噛んで食べる
温活でダイエットを行いたい人は、よく噛んで食べるようにしましょう。
よく噛んで食事をすることで内臓脂肪が燃焼し、結果的に体温が上がることにつながります。
【よく噛むことが脂肪燃焼につながる仕組み】
①噛むことで咀嚼中枢が刺激され、神経ヒスタミンという物質が分泌される
②神経ヒスタミンが量産されると満腹中枢を介して交感神経が刺激される
③交感神経が内臓脂肪を燃焼させるよう働きかける
仕組みは少し複雑ですが、よく噛むことは、脳が内臓脂肪を燃焼させるように信号を出すため、痩せやすくなるのです。
プチ断食をする
温活を成功させるには、プチ断食を行うのも効果的です。
「腹6分目を心がける」でもお話したように、腹6分目で抑えておくと、胃腸に流れる血流が少なくなるため全身の血行がよくなり、体温を高く保つことができるからです。
プチ断食は、朝行うのがおすすめです。朝は体内の不要なものが排出される時間帯であり、前日の夕食から時間が経っているため、断食の効果が出やすいタイミングなのです。
プチ断食のおすすめメニューは、次のとおりです。
・にんじんジュースとりんご
・野菜スープ
・スムージー
プチ断食だからと言って食パン一枚だけ…ではなく、ビタミンやミネラル、水分を補給できるようなメニューにするのがおすすめです。
【温活のダイエット方法②】運動
温活でダイエットをするためには、程よく運動をすることが必要です。運動をすることで血行が促進されて、基礎代謝が上がります。
温活に効果的な運動は、主に次の3つです。
①ストレッチ
②筋トレ
③有酸素運動
詳しい方法を解説していきますので、ぜひ記事を参考に実践してみてください。
ストレッチ
温活に効果的な運動の1つ目はストレッチです。筋肉の緊張がほぐれ、血行が促進されます。
ストレッチは簡単な動きなので、運動が苦手な人でも難なく挑戦できるでしょう。場所をとらないので、家事の合間やオフィスでも気軽に実践できるのが魅力です。
ただ、ストレッチと言っても種類はたくさんあります。温活によるダイエット効果も期待したいのなら、なるべく大きい筋肉を動かすようにすると良いでしょう。
また、ストレッチはいつ行っても良いのですが、1日の中で一番オススメなのは入浴後です。入浴後は筋肉がほぐれやすく、血行促進の効果をより得やすくなります。
ここでは、温活に効果的なストレッチ方法を、下記の3箇所に分けて紹介します。
・肩
・下半身
・ふくらはぎ
どれも簡単ですぐにできるものなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
①肩周りのストレッチ
肩周りの大きい筋肉と言えば、肩甲骨の筋肉です。そこで、肩甲骨を回すストレッチを行いましょう。
<1>下の図のように肩に手を置く
<2>肩を前から後ろにゆっくり大きく回す。5回×3セット行う
②下半身のストレッチ
お尻や太ももなどの大きな筋肉を動かしましょう。
<1>下の図のように横になり、上になっている方の足をゆっくり上げ下げする。5〜10回行ったら反対側も行う。
③第二の心臓「ふくらはぎ」のストレッチ
ふくらはぎには全身に血液を流す大きな血管が集まっていて、「第二の心臓」とも呼ばれています。そのため、温活のストレッチを行いたい時はふくらはぎを動かすのもおすすめです。
<1>下の図のように背筋を伸ばして真っ直ぐに立つ
<2>つま先で立ち、ふくらはぎに刺激を感じる位置で15秒程度静止する。5〜10回繰り返す。
筋トレ
温活のダイエットを成功させたいのなら、筋トレは欠かせません。筋肉を増やせば体温が上がり、基礎代謝がアップして消費カロリーが増加するからです。
温活に効果的な筋トレをするには、ストレッチ同様、大きい筋肉を鍛えることがポイントです。
ここでは、温活に効果的な筋トレ方法を、下記の2箇所に分けて紹介します。
・下半身
・背中
ストレッチ同様、簡単ですぐにできるものなので、ぜひ挑戦してみてください。
①下半身を鍛えるスクワット
<1>下の図のように真っ直ぐに立ち、両手を前に出す(バランスをとるため)
<2>そのままお尻が真下にいくように膝を曲げて屈伸する。ゆっくり5〜10回程度行う。
※前屈みにならないように注意
②背筋を鍛える「バックブリッジ」
<1>仰向けに寝た状態から、頭・肩甲骨・足のみでお尻を浮かせる。20秒キープを3セット行う
※頭から膝までが一直線になるように注意する
有酸素運動
温活のダイエットに必要な運動の3つ目は、有酸素運動です。
身体を動かすことによる血行促進と、酸素をたっぷり取り込むことによる脂肪燃焼効果が期待できるでしょう。
行う際は、無理を感じない程度に行ってください。温活のダイエットで何より大事なのは継続することです。キツめの運動を1週間に1回行うよりも、軽めの運動を1週間に3〜4日実践して継続する方が、効果が出ます。
ウォーキングや軽いジョギングなど一般的な有酸素運動でも血行促進効果は期待できますが、より温活の効果を高めたいのなら、体温を上げながら行うホットヨガがおすすめです。
▼ホットヨガとは
室温が35度〜39度、湿度60%〜65%で行われるヨガのことです。
ヨガ自体が血行を促す効果がある上に、高温多湿の環境で行うことで、身体を温め水分の排出を促進し、さらにリンパの流れも良くなるというメリットがあります。
あなたが続けられる程度の有酸素運動を、「継続する!」ことを目標に、ぜひ実践してみてください。
【温活のダイエット方法③】生活習慣
温活のダイエットを成功させるには、毎日の生活習慣を整えることが重要です。
いくら食事や運動を頑張っても、生活習慣自体に身体を冷やす要素が多ければ体温は上がらず太りやすくなってしまいます。
温活のダイエットを成功させる生活習慣は、次の3つです。
①毎日湯船に浸かる
②水分の摂取量と排出量のバランスを取る
③寝起きに白湯+αのドリンクを飲む
それぞれの理由について、詳しくお話していきましょう。
毎日湯船に浸かる
温活のダイエットに効果的な生活習慣は、毎日湯船に浸かることです。
湯船に浸かることで下半身に水圧がかかり、心臓に戻る血液の量が増えて全身の血行が良くなります。
温活に最適な湯船の温度は、下記のとおりです。
温度 | 38度〜40度程度のぬるめ |
入浴時間 | 15分〜20分程度 |
少しぬるいと感じるくらいの温度を目安に、調整すると良いでしょう。下記の、お湯の温度による入浴後の体温上昇のデータも、ぜひご参考ください。
お湯の温度 | 入浴時間 | 入浴直後の体温上昇 |
38℃ | 15分 | 約0.5度 |
40℃ | 15分 | 約1.5度 |
もし、どうしても湯船に浸かる時間がない、事情があって湯船に浸かれないという人は、手浴(しゅよく)や足浴(そくよく)もおすすめです。
手浴 | 40度〜42度の温かいお湯を使い、もみほぐすように丁寧に手を洗う。血行促進効果やリラクゼーション効果がある |
足浴 | 40度〜42度の温かいお湯で15分〜20分程度、足だけを温める。足は第二の心臓と呼ばれ、全身に血液を送り出す役割を担っているので、全身が温まる |
できるなら、バスタブにお湯を張り入浴するのがおすすめですが、難しい方は手浴や足浴も取り入れてみてくださいね。
入浴の温活効果をさらに高めたいなら「お湯+α」で楽しもう
入浴の温活効果をさらに高めたいなら、「お湯+α」の入浴を取り入れてみましょう。温活でダイエットをしたい人におすすめなのは、次の2つです。
①塩風呂
②生姜風呂
それぞれの方法について、詳しく説明します。
【①塩風呂】
38度〜40度程度のぬるめのお湯に、30〜50gの塩を混ぜます。入浴後はシャワーをして、塩分をしっかり洗い流しましょう。刺激が強いので、頻度は週2〜3回程度が適当です。
【②生姜風呂】
生の生姜1〜2片を皮ごとすりおろして、袋状にしたガーゼやふきん、お茶パックの中に入れます。
生姜パックは入浴する15分ほど前に湯船に入れておき、香りや成分が溶け出してから入浴してください。
水分の摂取量と排出量のバランスを取る
温活では、水分の摂取量と排出量のバランスを取るように意識しましょう。
バランスが悪いと、体内に水分がたまりむくみや冷えの原因になり、汗をかきすぎて水分不足になることがあるのです。
よく、「1日に水を最低1リットル飲みましょう」というダイエット方法が唱えられています。この方法で効果があるのは、適度な運動で汗をかくことが習慣化されている方に限ります。
運動をする習慣のない人は、毎日の生活の中で適度な運動を心がけることを意識することから始め、汗をかく習慣がついたら、水をたくさん飲むように心がけると良いでしょう。
おすすめの運動は、「【温活のダイエット方法②】運動」でも紹介しています。ただ、運動が苦手で「なるべく身体を動かしたくない」という人は、次の方法もおすすめです。
◎サウナ
◎よもぎ蒸し
◎岩盤浴
上記の方法だと、運動のように心拍数をあげなくても汗をたっぷりかけ、身体の血行を促して温活につなげることができます。
寝起きに白湯+αのドリンクを飲む
温活でダイエットしたい人におすすめの生活習慣は、寝起きに、白湯へ身体を温める素材を加えて飲むことです。
体温より少し温かい温度の水分を摂ることで内臓が温まり、全身の血行が良くなります。
さらに寝起きの白湯は、起きたばかりの身体を目覚めさせ、胃腸の働きを活性化させます。栄養の消化吸収がスムーズにいくので、ダイエット効果も高まります。
注意点は、白湯だけを飲むのではなく、身体を温める素材を加えることです。
白湯は飲んだ直後は温かいですが、次第に冷めていきます。飲みすぎると結局水分の取り過ぎになり、冷えやむくみの原因になってしまいます。
白湯に加える素材としておすすめなのが、次の4つです。
・シナモン
・生姜
・ハチミツ
・レモン
シナモンや生姜パウダーは血管を広げて血流アップを期待できます。ハチミツやレモンは身体を温めるほかに、疲労回復や美肌効果も期待できるので、おすすめです。
【温活のダイエット方法④】服装
温活のダイエットでは、服装にも気を配る必要があります。
身体を冷やしやすい服装をしていると、いくら食事や運動で温活を頑張っても、体温が逃げてしまうからです。
温活のダイエットに適切な服装のポイントは、「3つの首を冷やさない」ということです。
3つの首とは、次のイラストにある3箇所です。
首・手首・足首の3箇所は、皮膚が薄く、太い血管が通っています。そのため、上記の3箇所が冷えると、全身の冷えにつながってしまうのです。
ストールやマフラー、靴下、手袋などを活用して、3つの首を冷やさないように、工夫しましょう。
温活ダイエットでやりがちなNG習慣4つ
温活のダイエットの成功をより高めるためには、普段やりがちなNG習慣を知り、改善することが大切です。
やりがちなNG習慣とは、次の4つです。
①冷たい飲みものが好き
②毎日3杯以上のコーヒーを飲む
③温野菜より生サラダが好き
④寝る時に靴下を履く
それぞれの理由を詳しく説明した、次の表をご覧ください。
温活のNG行動 | 理由 |
①冷たい飲み物が好き | 内臓が冷えて血流が悪くなります。内臓の働きが鈍り、消化不良を起こします。結果、全身に血液が送られにくい身体になり、全身の冷えに繋がります。 |
②毎日3杯以上のコーヒーを飲む | カフェインには利尿作用があり、体内から水分を放出します。結果、身体を冷やします。緑茶、紅茶などにも注意です。 |
③温野菜より生の野菜が好き | 生サラダにあるトマトやきゅうりは身体を冷やします。 |
④寝る時に靴下を履く | 就寝時は血液循環が鈍くなります。靴下で足を締め付けると、血流を悪くするため、身体の冷えに繋がります。
※吸湿性、防湿性、ゆったりした造りの靴下はOKです。 |
上記のNG習慣に心当たりがある人は、早速今日から改善するようにしましょう。
温活のダイエットは日々の積み重ねが大事なので、毎日の習慣を見直し、継続することが大切です。
まとめ
いかがでしたか?温活のダイエットについて、効果や方法を詳しく解説してきました。最後にこの記事をまとめましょう。
◎温活のダイエットは効果がある理由
温活で体温が上がることで脂肪を燃焼しやすい身体を手に入れられるから
◎温活のダイエット方法は4つ
①食事
②運動
③生活習慣
④服装
◎温活のダイエットを成功させるために知っておくべきやりがちなNG習慣は4つ
①冷たい飲みものが好き
②毎日3杯以上のコーヒーを飲む
③温野菜より生サラダが好き
④寝る時に靴下を履く
以上になります。
食事、運動、生活習慣、服装の4つの方法を継続して行い、温活によるダイエットを成功させましょう。