よもぎ蒸しパットのメリット・デメリットを徹底解説

よもぎ蒸しは、韓国の民間療法から生まれた人気のリラクゼーションです。スチームの温熱効果とよもぎの薬草成分の組み合わせで、冷え性改善やアンチエイジング、ダイエット、老廃物のデトックスなど、さまざまな美容効果が期待できます。

そんなよもぎ蒸しを自宅で手軽に行えるのが「よもぎ蒸しパット」と呼ばれるアイテムです。

本記事では、よもぎ蒸しパットのメリットやデメリットをわかりやすく解説します。

よもぎ蒸しパットとは？

よもぎ蒸しパットとは、女性に人気の「よもぎ蒸し」を自宅で体験できる美容グッズです。ナプキンのような形状をしており、パットを下着やショーツに貼り付けるだけで、体が内側からぽかぽか温まります。

よもぎをはじめとした薬草成分が含まれているため、冷え性や婦人科系の不調の改善が期待できます。

使用時間の目安は2～3時間ほどで、外出時の防寒対策としてよもぎ蒸しパットを利用することも可能です。

よもぎ蒸しパットのメリット

よもぎ蒸しパットのメリットは2つあります。

よもぎ蒸しパットを利用すれば、サロンで人気のよもぎ蒸しを自宅で手軽に体験できます。

また、よもぎ蒸しパットの発熱体が下半身をじんわりと温めてくれるため、お尻や骨盤まわりの冷えを解消できます。

自宅で手軽によもぎ蒸しを体験できる

本格的なよもぎ蒸しは、全身を覆う専用のマントや、蒸気が出てくる穴が開いた椅子など、さまざまな準備が必要です。また、よもぎを煎じ、適度な温度のスチームを生み出す設備も必要になります。

本格的なものよりもまず自宅でよもぎ蒸しを体験してみたい人は、よもぎ蒸しパットを利用するのがおすすめです。メーカーによりますが、3回分で約600円、1回当たり約200円の費用で、手軽によもぎ蒸しを体験することができます。

お尻や骨盤まわりの冷えを解消できる

よもぎ蒸しパットを装着すれば、冷えやすいお尻や骨盤まわりをピンポイントで温めることが可能です。近年流行っている「温活」に興味がある人や、冷えが原因の不調に悩んでいる人は、よもぎ蒸しパットを試してみましょう。

ただし、ナプキンのように下着やショーツに貼って装着する仕組みのため、生理中は使用できません。

よもぎ蒸しパットのデメリット

一方、よもぎ蒸しパットにはデメリットもあります。

サロンで受けられる本格的なよもぎ蒸しと比べると、体の不調を改善する効果が弱いのもデメリットです。

全身が温まるわけではない

よもぎ蒸しパットは、よもぎの成分を粘膜から取り入れ、体を内側から温める製品です。手軽に行えますが、全身がしっかり温まるわけではありません。30分以上座ってじっくり中から温めるよもぎ蒸しに比べると、温かさや持続時間は劣ってしまいます。

また、デリケートゾーンに優しいオーガニックコットンも使われているため、冬場の寒さ対策として利用する場合、1回当たりのコストはカイロよりも高くなります。

体を内側から温める「温活」や、よもぎの薬草成分を用いた冷え性・婦人科系の不調の改善が目当てではない人は、よもぎ蒸しパットのコスト面が気になるかもしれません。

本格的なよもぎ蒸しと比べると効果が弱い

よもぎ蒸しパットは、自宅でよもぎ蒸しを体験できる便利なグッズですが、サロンで受けるよもぎ蒸しと比べると効果が劣ります。

本格的なよもぎ蒸しには、以下の効果が期待できることで知られています。

サロンのよもぎ蒸しでは、専用のマントと椅子を使って、よもぎの薬効成分を含んだ蒸気を体全体で浴びることが可能です。冷え性や婦人科系の不調の改善という面でも、よもぎ蒸しパットより高い効果が期待できます。

より本格的なよもぎ蒸しを受けたい場合は、サロンで施術を受けましょう。

よもぎ蒸しパットのメリットやデメリットを知り、よもぎ蒸しを体験しよう

よもぎ蒸しパットは、韓国の民間療法から生まれた「よもぎ蒸し」を参考にして、自宅で手軽に体をケアできる美容グッズです。冷えやすいお尻や骨盤まわりを重点的に温められるため、冷え性や婦人科系の不調の改善につながるとされています。

気になっている方は、まずは自宅でできるよもぎ蒸しパットを体験してみましょう。よもぎ蒸しパットをきっかけとして、よもぎ蒸しに興味を持った人は、サロンで本格的な施術を受けてみるのもおすすめです。